祭祀承継者は誰ですか?

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祭祀承継者は誰ですか?

【詳細】
祭祀承継者を決める方法は民法に規定されています。
以下の順によって決まります。
1、故人が祭祀承継者を指定する
2、慣習によって祭祀承継者を決める
3、家庭裁判所が祭祀承継者を決める
誰を祭祀承継者にするかを故人が指定した場合は、
故人の指名を受けた人が祭祀承継者になります。
例えば、遺言書の中に
「長男を祭祀承継者として指定する。」
と記載するなどです。
遺言書によって長男が祭祀承継者に指定された場合に、
長男が祭祀承継者になりたくなかったとしても、祭祀承継を拒否することはできません。
また、相続放棄をした場合でも、祭祀承継者に指定されれば祭祀財産を承継できます。
そのほか、祭祀承継者は複数人でも構いませんし、生前に変更することもできます。

担当司法書士からの一言

遺言書によって祭祀承継者を指定するのが一般的です。
しかし、書面や口頭による指定も可能です。
ただ、遺言書以外の方法で指定をすると、
言った言わないのトラブルになる可能性があるので、
遺言書で指定することをおすすめします。

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